大豆工房いきさ屋 (佐賀県唐津市相知町)
2005年06月01日
大豆のおいしさダイレクト!地元のお母さんたちが始めた豆腐工房
山々に囲まれた相知町。
この中山間地に静かなブームを呼んでいる豆腐やさんがあると聞いて、行ってみました。
地元大豆のおいしさを広めようと、2001年3月、大豆畑のど真ん中に建てられた「大豆工房いきさ屋」。
地元農家のお母さん5人ではじめた豆腐工房です。
もともと伊岐佐地区は大豆栽培の盛んな集落。
中山間地に育った大豆は旨味や甘味にすぐれ、上質なものが多いため、伊岐佐地区の大豆は県外へ出荷されることがほとんどでした。
そこで、「地元大豆の魅力を、なんとかおいしいものに加工して、多くの人に知ってもらえたら」と当時、地元農家の主婦だった能隅良子さんの発案により、6年の準備期間を経てオープンしたのが「いきさ屋」なのです。

「まずは、何もつけずに食べてみてください。大豆の味がしっかりきいているので、晩酌のにもぴったりですよ」
と能隅さん(左)
はじめは、すべてが豆腐づくりの素人ばかりで試行錯誤の繰り返し。それがだんだんと口コミで評判を呼び、大豆本来の味、食感にこだわりぬいた豆腐は地元もとより、県内外へとウワサが広がっていきました。
「伊岐佐の大豆には、手をかけるだけの価値があるんです。その価値はきっと食べてみれば、わかっていただけるはずです。」
豆腐を型にはめると必ずあまってしまう“切れ端”。このあまりを利用して作ったのが、
ヒット商品となったデザート「豆腐ババロア」。
つるんとした喉ごし、ほのかな甘さ。
豆腐臭くないのに、しっかり大豆・豆腐の味にビックリ!
また、大量に出るおからはクッキーやドーナツなどのデザートに加工したり、希望者に無料でわけたり、堆肥にして販売しています。
「“食”の素晴らしさは、食材にはムダなところって一つもないというところ。この大切さも、お店を通して伝えていきたい」
と能隅さんが笑顔で語ってくれました。

いきさ屋の大ヒット商品「豆腐ババロア」(126円)に「豆腐プリン」。おからクッキーやおからドーナツなど、デザートも人気!
6月12日は「豆腐の日」!豆腐どころ・佐賀
有田のごとうふ、嬉野の湯豆腐、多久のおぼろ豆腐、白石の寄せ豆腐…佐賀は有数の“豆腐どころ”。高たんぱくで低カロリー、今や世界的に人気の豆腐です。
豆腐の原料は“畑の肉”と呼ばれる大豆。
なんと佐賀県の大豆生産量は、北海道に次いで、全国第2位!
しかし近年では、豆腐の原料でとなる大豆はほぼ輸入産によるもので、国産大豆使用は約5%という状況です。
佐賀の各豆腐産地では、その中でも国産大豆を使った豆腐づくりに徹底してこだわっています。

大豆工房「いきさ屋」
住所:唐津市相知町大字伊岐佐上
℡:0955-62-4060
時間:7:30~18:30 ※木曜定休
ホームページが5/20以降開設予定!
投稿者 さがファン : 2005年06月01日 11:42
