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嬉野温泉 旅館 大村屋 専務・北川弘文さん
2006年10月31日

嬉野温泉 旅館 大村屋
専務・北川弘文さん
商品開発は随時行っています!
嬉野発、次に何が発信されるかはお楽しみ。
全国有数の温泉地である佐賀。その中でも女優など芸能人がお忍びで訪れるほどの温泉が、“美肌の湯”として知られる嬉野温泉だ。日本テレビ系の人気番組「どっちの料理ショー」の後続新番組、「ニッポン旅・旅ショー」の温泉対決に11月16日(木)、嬉野温泉が登場する。なんと、その番組中に登場する予定なのが、さがファンでもおなじみ、大村屋の「大村屋特製 抹茶プリン」。これは、オンエアが楽しみだ。今回は、その大村屋さんののれんをくぐってきた。
Q・大村屋さんは、嬉野温泉の中でも歴史は大変古いそうですね。
A・一番の老舗だと思いますよ。創業が天保元年(1830年)で、屋号の大村屋は、長崎の大村藩からとったものだといわれています。参勤交代の時では、その先の瑞光寺を本陣として、こちらを脇本陣としていたんですよ。
Q・へえ~、それは知りませんでした。そこで抹茶プリンはいつから登場したんですか?
A・約11年前の平成7年(1995年)ごろからですかね。夕食のデザートとしてご宿泊のお客様にお出ししていたんです。そして、数年前ほどから、このプリンをおみやげに持ち帰りたいというご要望がお客様の方から多くありまして、容器やソース入れなどの思案を始めたんです。
Q・持ち返り用はソースが別になっていますよね。
A・夕食の後にお出しする時は、抹茶ソースを上からたっぷりかけた状態でお出しするのですが、持ち返り用はコストのことも十分考えて、ソースは別袋にして添えました。すると、これが好評で、お客様から「量が自分で調節できるので、自分の好みの甘さにできる」という意見を多くいただいたんですよ。
Q・特製抹茶プリンができたきっかけを教えてください。
A・当時、郷土・嬉野の素材をつかった料理を宿の名物にしよう、といろいろと考えていたんですね。「これがあるから大村屋」というような。嬉野お茶しゃぶ(嬉野茶のしゃぶしゃぶ)もすっかり嬉野温泉の名物になりましたが、あれは、私どもが一番最初に始めたんですよ。あと、開発段階では小城羊羹をあげた、あげ羊羹なんていうものもありました。すぐになくなってしまいましたけど(笑)。お茶しゃぶと一緒に残ったのが、抹茶プリンですね。商品開発は随時行っていますよ。
Q・嬉野温泉の魅力はどういうところですか?
A・やっぱり、温泉の泉質ですね。やわらかく無色透明で、美肌の湯といわれるだけあって、入った後はツヤツヤすべすべになりますよ。湯をつかって化粧水などの商品を開発されたり、温泉の素も先日、全国的に発売されましたし。あと、なんといっても温泉湯豆腐という名物ができるぐらいのやわらかく、トロトロのお湯は嬉野にしかない、っていうことですかね。昔は、歓楽街的要素が強かった嬉野温泉ですが、現在では女性客がずいぶん増え、健康志向になってきています。私どももこのブームに乗って、健康的な商品を開発していこうと考えているんですよ。
Q・これからが楽しみですね。どんな商品が宿に、さがファンに並ぶ予定なのでしょうか?
A・それは企業秘密です(笑)。でも、これからできたらいいなと思っているものを2つ。どらやきをベースにしたものを作っていきたいですね。あと豆腐!今、アメリカでは豆腐シェイクがはやってるんですってね。フルーツとミックスさせて。健康的だし、豆腐を使ったデザートは何か開発したいな~と思っています。…とアイデアはたくさんあるんですけどね、商品開発となると難しいんですよ。
Q・老舗の大村屋さんですが、さがファンなどでのネット展開はどのように考えていらっしゃいますか?
A・時代に乗る、というのは大切ですね。ホームページを作った以上、常にリニューアルしていかなくてはいけないし、お年寄りも簡単に見られるようにしなくてはいけない。ただ、画面を開けば、女将の顔や料理が載っている…ということで、お客様が親近感を持ってくださるんですよ。画面を見ながら電話をしてくださるお客様もいらっしゃいます。ネットはどんどん活用していきたいですね。いずれは中国語、韓国語バージョンも作らなきゃ!って考えているんですよ。
Q・時代をリードする老舗の大村屋さんとして、今後の目標を教えてください。
A・代々続いた温泉宿ですから、うまくバトンタッチし続けていかなくてはなりません。また、よそ様の旅館と違うものを常に開発して出していかないと、という挑戦の気持ちを持ち続けていくつもりです。嬉野温泉街そのものも盛り上げていきたいですね。温泉街が盛り上がれば、大村屋も盛り上がります。さがファンも、もっと盛り上がれば、大村屋ももっと大きくなります!今後を期待しててくださいね!

「旅館ありきの抹茶プリン」と北川専務。手作り感が特徴だ。添加物が入っていないので賞味期限は1週間。早めにいただこう。

江戸時代からのれんを守る老舗宿。サービスも行き届いている。

落ち着いた感じのロビー。ロビー内喫茶でも、抹茶プリン(200円)をいただくことができる。
