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佐賀和牛 肉の味好:三好 満さん((有)三好商店代表)

 2005年12月28日

店主:三好満さん
佐賀和牛 肉の味好
(有)三好商店代表
三好 満さん

お客さんを裏切らない自信の味を、東脊振村から全国へ発信してゆきたい。

 美しく流れる田手川の清流に、深い脊振山ろくに抱かれた、神埼郡・東脊振村。吉野ヶ里遺跡に代表されるよう、その歴史は古く、臨済宗の開祖・栄西禅師が日本で最初のお茶の栽培を始めたことでも有名な村だ。
 佐賀市と鳥栖市のほぼ中間地点、豊かな自然に囲まれたたずむ東脊振村の人口は、約5900人。村人たちの情報交換地でもある唯一のショッピングセンター『マルシェ』。その中に、さがファンでは「佐賀和牛 肉の味好」として、佐賀和牛を提供している(有)三好商店が店舗を構える。「とろとろの佐賀和牛が安価でいただける」とあって、売れ筋ランキングには、いつも上位に入っている「肉の味好」。今月は東脊振の現場に伺った。

Q・『マルシェ』内の店舗の方は地元の固定ファンも多いと聞きました。三好商店さんの歴史を教えてください。

A・三好商店は昭和48年(1973年)、「三好精肉店」として、私一人でスタートしました。脱サラして何か商売を始めたい、という夢を持っていたのですが、当時は東脊振村には精肉販売店が一つもありませんでした。そこで、“村のお肉店”を始めようと思ったんですよ。

Q・33年前は、まだ牛肉はぜいたく品だったと思いますが、反応はいかがでしたか?

A・お祝い事に牛肉を食べる、というのが一般的な世の中でした。しかし、昭和40年代後半から牛肉の消費量がグーッとアップしてきたのです。1950年代から問題とされてきた、水俣病と関係があったようで、私が精肉販売店を始めた昭和48年には、国会の農林水産委員会で、有明近海での調査が発表されているんですね。その影響もあって、佐賀や近隣の県では有明海の魚介類を敬遠する傾向にあったんです。ですので、偶然といえば偶然ですが、商店を始めて間もなく、軌道に乗り始めたんですよ。

Q・そして、販売業のほかに肉の卸業も始められたんですね。

A・東脊振村は小さな村ですから、牛一頭仕入れても、売りさばけなかったんです。それで、他町へ卸すことも始め、だんだん三好商店の存在が広がっていったんですよ。

Q・肉を畜産農家に直接買い付けに行くといっても、最初はまったくの素人だったんですよね。その中で苦労はありましたか?

A・苦労の思い出はないですね。毎日が新鮮で、面白くてしょうがなかったですよ。夏場は毎朝4時起き、冬場は6時起きで、毎朝畜産農家に通って、牛の状態を見て、交渉に入っていきました。業界内ではいわゆる2代目、3代目の方々が多かったですけれども、私は0からのスタートで未知の世界。師匠についたわけでもなく、とにかく経験を積むしかありませんでしたから。でも、夜明けが来るのが毎日待ち遠しかったぐらいですよ。

Q・地道な経験の積み重ねと、情熱が花開いたんですね。

A・あと時代の流れもあります。昭和58年(1983年)には、青果部も立ち上げて、食料品も、日用雑貨も揃う、村のよろずや商店的な存在になりました。昔、何でも揃うコンビニのようなスーパーのミニ版があったでしょう。あんな感じで地域の皆さんに親しんでいただきました。そして、また時代の流れでスーパーが全国的に大型化し、平成6年(1994年)、村の協同組合による現在の『マルシェ』ができあがったんです。

Q・すごい勢いですね。肉の買い付け方法を途中でセリに変えたのも、時代の流れですか?

A・畜産農家の戸数が減り、大型農家が多くなってきたんです。BSEの問題もあって、精肉業界も激変していました。そこで、安心・安全なものを安定して、お客様に提供したいと考えて、決めました。現在は、一定の味を追求して大体2軒の農家を指定しています。

Q・肉の味好さん(三好商店)さんは、“佐賀和牛”を提供されていますが、ブランド牛にはこだわりはないのですか?

A・“美味しい肉を、より安くお客様に提供する”という理由から、特にブランド牛にはこだわっていません。今までお客様に支持されてきたのは、私どもの経験による、牛、肉を見る目に絶対の自信があるからです。

Q・固定ファンが多いのは、そのような理由があるからなんですね。

A・東脊振村は、素朴で人情の厚い村。人と人のつながりが強く、三好商店も地域の皆さんに見守られながら、育てていただきました。そんな、お客様たちを裏切らない自信の味を、ずっと提供し続けていきたいんです。さがファンで、全国に発信するのも同じ理由からです。お客様から「本当に美味しかったよ」と言われるのが、何よりもうれしいですね。


マルシェ売り場
ズラリとならぶお肉。朝10:00開店から、夜10:00閉店まで、お客様のことを考え商品が途切れないようにしている。

マルシェ売り場2
売り場は指定農家の写真が並び、肉の顔が見えるように。さがファンの「肉の味好」ネット上でも、指定農家の名前を出している。

マルシェ牛肉アップ
実際、お肉をいただいたが口の中ですぐに、トロッととろける柔らかさに感動!!しかも、値段が安価なので、ファンが多いのも納得だ。

マルシェ加工場
売り場から見えるように、加工場が裏手にある。

マルシェ肉パックづめ
加工場では肉のカット、パック詰めと大忙し。

マルシェ肉カット
鮮やかな手つきで、肉をカットしていく姿に釘づけに。

マルシェ外観
東脊振村の顔、ショッピングセンター『マルシェ』。ここから、美味しい佐賀和牛が全国発信されていくのだ。

≫ 肉の味好の商品はこちらからご購入いただけます。

投稿者 さがファン : 09:19 | コメント (0) | トラックバック