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炙り焼BAR月○(福岡市中央区大名)

 2006年08月30日

炭の香りと肉の旨みのコラボレーション
素材そのものの味を楽しむ、炙り焼き。

 赤坂にほど近い大名の一角。八角形のガラスの出窓が目立つお店が「炙り焼BAR月○(あぶりやきバーつきまる)」です。2000年にオープンしたお店は6年目。当初から炙り焼にこだわってきました。でも店内は、ほのかな灯りが落ち着きをかもし出す、大人の雰囲気…。「炙り焼」の後に「BAR」とあるのも、なるほど。営業時間が明朝5時までというのも納得です。

 こちらで使うのは備長炭となまら塩。備長炭独特の香りと肉・魚の旨みが融合して、それは美味しいとか。「素材そのものの味をふんだんに生かした食べ方が炙り焼き。素材が美味しくなかったら、すべてがダメになってしまう、シンプルな食べ方なんですよ」と店長の野間武さん。その素材でお客さんに好評なのが、佐賀は三瀬村産の“みつせ鶏”なのです。みつせ鶏を取り入れたのは約3年前。「みつせ鶏は地鶏に近いコクと、深い旨みがありますよね。柔らかくかめばかむほど味が出る。食感も良く、初めて食べた時になんて美味しいんだろう!と思いました」。その後、みつせ鶏はごぞんじ、大ブームになり全国区に。

 和牛はなんと日替わり。佐賀牛、博多和牛、壱岐牛とすべて同じ金額。店に来るまで、今日が何のブランド牛かわからない…!?野間さんは「佐賀牛の日に当たればラッキーですよね」と笑います。豚肉は宮崎産きなこ豚、魚は毎日、福岡・糸島半島の漁港に仕入れに行くそう。ほとんどの素材が九州全般の地のものを使っています。
 これら素材をひきたたせるのが、北海道産の「なまら塩」。塩粒と同じぐらい細かくした昆布がまざっている珍しい塩です。店のオープン前から、オーナーが塩を探していて、行き着いたのがなまら塩。まろやかで、そこまで個性が強くなく、素材の旨みをうまく引き出してくれる塩だそう。ちなみに“なまら”とは、北海道弁で“すごい”という意味だとか!佐賀弁では“がばい塩”、福岡では“ばりばり塩”とかになるんでしょうかネ!?

 これから秋に向けて、鴨肉、羊肉を仕入れたいと野間さん。魚介はさんまやあわび、野菜は佐賀産のものも多く仕入れていく予定だそう。
 お客さんは老若男女。時を忘れるような雰囲気の中で、まったりとジュージュー楽しみたいですね。

外観
ガラスの八角形の出窓からわずかに光がもれる、特徴ある外観が目印

内観
個室もあり、ゆったりと仲間内で炙り焼きを楽しめる

座敷
宴会最大受付人数は40人。座敷やカウンター、2人がけ席がある

日替わり和牛地魚
みつせ鶏をはじめ、日替わりの和牛や朝〆の地魚を備長炭となまら塩でシンプルにいただく

なまら塩
北海道の“すごい”塩、「なまら塩」。昆布が入っているので色がついている

スタッフ
全員で8人いるスタッフのみなさんのうち4人が集まってくれました。右端が店長の野間武さん


<DATA>

8人掛け席
炙り焼BAR月○

住所:福岡市中央区大名1-8-33大名エイトビル1F
電話:092-737-8447
定休日:日・祝日
営業時間:月〜土18:00〜翌5:00、日曜18:00〜1:00
カード利用:可
駐車場:なし
アクセス:地下鉄空港線天神駅、西鉄大牟田線福岡駅から徒歩約7分、地下鉄空港線赤坂駅から徒歩約5分

投稿者 さがファン : 09:52 | コメント (1) | トラックバック

京風創作おでん 石(東京都中央区銀座西)

 2006年08月02日

食材の王国、佐賀。三瀬村から生まれたブランド鶏「みつせ鶏」は、首都圏エリアにも着実にファンを増やしています!


 九州に帰省するたびに思うのが、鶏料理が美味しいこと。田舎の方へ行くと、リカーショップのような個人のお店で、自家製の鶏のから揚げが売られていることがあります。祖父母の家の近くには、そんな昔ながらの店があり、いつも「あの店のから揚げが食べたい」とリクエストしていました。カラッと揚げたてをほおばると、醤油の香ばしさが広がり、口に広がるジューシーな肉汁がなんとも美味しいのです。

 また、博多には名物の「水たき」という料理があります。これは、白濁の鶏のスープを何時間もかけてこしらえ、プリプリの鶏肉とシャキシャキの野菜を鍋にしてポン酢でいただくというもの。これも、鶏の旨味をじっくりとスープに引き出した料理で、シンプルな味付けだけに食材に力がなければだめなのです。

 このようなことからも、九州は上質な鶏肉が生産できる土壌があることが分かります。全国的にも知られるブランド鶏が多いのもこの地方の特色。中でも、食材の王国・佐賀には「みつせ鶏」という、全国にブランド展開している美味しい鶏肉があります。東京でもこの「みつせ鶏」をいただける店があり、『京風創作おでん 石』もそんなお店のひとつ。

「鶏肉はやはり新鮮さが命ですから、佐賀から直送してもらっているんです。ほどよい歯ごたえと風味が良いですね」
とは店長の川勝一志(かわかつひとし)さん。同店では、焼き物、揚げ物とそれぞれ調理法にもこだわっています。中でも目を引いたのが「鶏飯(けいはん)」。鶏飯といえば、九州は鹿児島・奄美大島の郷土料理。ご飯を鶏のスープでお茶漬けのようにするものですが、これがまた飲んだ後、小腹を満たすのにちょうど良い。コクはありつつ、さっぱりとした後味なので、〆のメニューにぴったりです。やはり、スープが決め手の料理は、鶏肉自体が良質でないと難しいようです。自宅でも鶏スープを作ってみたことがありますが、じっくりコトコトと3時間は煮込まなければコクが出てきません。何よりも素材があまりよくないと、いくら煮込んでもどうも何かが足りない味になります。

 また、美味しい鶏料理はフルコースでも満足できるのが魅力。刺身から焼き、揚げ、煮、蒸し物、そしてご飯ものが楽しめてしまう。牛肉や豚肉だと、こうはいかないでしょう。私も「みつせ鶏」ファンで、焼酎とともにこのフルコースに舌鼓するのも多々。生産管理を徹底し、食の安全性にも配慮された食材なので、思い切り食べても大きな安心感があります。このお店にも、みつせ鶏料理がバラエティ豊かにラインナップされていますので、ぜひ、佐賀の食材の力を味わってみてください。


鶏飯
鶏飯620円。九州は鶏料理の宝庫。この「鶏飯」も、もともとは鹿児島・奄美大島の「もてなし料理」でした。サラサラといただけてしまいますから、夏のスタミナづくりにも最適。

手羽先黒胡椒焼き
手羽先黒胡椒焼き680円。手羽先の皮はカリッと焼けて、中はジューシー。この食感は、なかなか家庭では出せません。黒胡椒の風味と相性抜群の一品です。

せせり肉チーズ明太子焼き
せせり肉チーズ明太子焼き750円。「せせり」とは鶏の首の剥き身で、一匹の鳥からほんの僅かしか取れない部分。美味しいということで、最近、注目されている部位でもあります。

焼酎
佐賀の芋焼酎「魔界への誘い」1杯550円。鹿島市にある「光武酒造場」のブランド。じっくりと熟成された独特のコクと甘味で、芋初心者の方でも楽しめる端麗な印象。しかも、じっくりと味わいが広がります。

内観
店内は67席収容の広々とした空間。個室も利用でき、小上がりの座敷は20名まで入り、ゆったりとした堀ごたつ形式。

外観
店の外観。地下鉄「銀座」駅直結の「銀座インズ」内にあるので、アクセスも良い場所。

人物
店長の川勝さんとアルバイトの女の子。「みつせ鶏をはじめ、野菜料理の数々も全て産地と生産者がはっきりした安心食材ばかりです。ぜひ立ち寄ってください」

京風創作おでん 石
住所:東京都中央区銀座西3-1銀座インズ1 B1
電話:03-3561-1087
定休日:日曜日

営業時間:
ランチ11:30~14:30(LO14:00)
ディナー17:00~23:00(LO22 :00)月~金
17:00~22:00(LO21 :00)土・祝

投稿者 さがファン : 13:56 | コメント (0) | トラックバック