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彩魚酒科 博多よかよか(福岡市中央区天神)

 2006年07月31日

人と酒と食べ物のコラボがよかよかの味。
福岡と佐賀の“架け橋”になれれば。

 なんとなく、昔から知っているような温かいお店だなあ…。「博多よかよか」はこの焼酎ブームの中でもさきがけのお店。竹で編み込まれた、雰囲気のあるアーチ型の入口をくぐると、「いらっしゃいませ!」という元気な声が。細長いカウンターには森伊蔵、魔王、村尾、栗東…など幻とも言われる焼酎がビシッと並んでいます。店のところどころに、蔵元の前掛けやはっぴなどが飾られ、どこかの蔵に来たような感じ…?ここが温かい落ち着きを感じた原因かも。
 
 そんなお店の雰囲気を作っている魅力は大将にもありました。「佐賀にはいつも元気をもらうんですよ!」と山崎幸一郎さん。「佐賀って人には見えないけれどパイオニアの県だと思うんです。農産物はもちろん、佐賀牛など日本一のものが多い。地に根を張った変わらない強さを感じますね」。
 佐賀和牛を使ったメニューを始めたのはまだ2ヶ月前。始まりは、海外で岩塩を掘っている友人の塩だとか。いろんな佐賀の和牛を食べてきた大将。その中で、玄海町の中山牧場の牛にたどりついたといいます。「佐賀和牛は塩だけで食べるのが美味い!」。そして、次に探したのは飲み物でした。肉に合う焼酎は中々見当たらない…日本酒には魚が合う…“そうだ!ワインのような日本酒だ”。佐賀和牛メニューとともにオススメするのは、かの「天吹酒造」のロゼ。口当たりのやわらかさはまるでワインのよう。他の店ではなかなかいただけません。
 「お客さんが七輪をつつきながら、仲良く食べている姿を見ていると、佐賀和牛があって、塩があって、そして酒があるからという、コラボレーションが生んだ味の大切さをあらためて感じます。僕はその中の一つひとつの“架け橋”になりたいんです」。

 幼少のころから“商い”の世界に携わってきた山崎さん。「商いはお金をもうけるのではないんです。“人”をもうけるんです」。人が人を呼びよかよかをつくる…。全国に焼酎倶楽部を持つお店には取材依頼が殺到するそうですが、さがファンの取材を受けていただいたのも「福岡と佐賀の架け橋になれればいいと思ったので」といううれしいお言葉。お客さんの中にはそんな山崎さんのファンも多く、お店にはいつも笑いがあふれ、プライベートでは自転車で蔵元めぐりをしたり、と人の輪をどんどん広げているそう。
 
 お客さんは佐賀からの方も多く、女性一人で来る方もいらっしゃるそう。帰りには必ず誰かと友達になり、笑顔になっているのが印象的と山崎さん。「一日の終りに“今日もよかよか”と言って帰っていくお客さんが増えていけばうれしいですね!」。

店入口
夜は幻想的にライトアップされるお店の入口。雰囲気も抜群で、竹の丸いカゴが目印です。

カウンター
焼酎は大将自らが蔵元におもむき、厳選したもの。他の食材も同じで、出会いを何よりも大切にしながら、農家の熱い男たちが作ったこだわりの食材を仕入れています。

スタッフのみなさん
創業6年。「でも3年は修行期間と思っていますから、周りには創業3年って言ってるんです(笑)」とは右から2番目の山崎幸一郎大将。

天吹ロゼ
ルビーのような色が美しい、「天吹」のロゼ(日本酒17度)。香りもワインのよう。

店内1
店内2
ゆったりと落ち着ける掘りごたつ式の上がり部屋。蔵元の前掛けやはっぴなどのレイアウトは季節によって色が変わっていくそう。


<DATA>

彩魚酒科 博多よかよか

住所:福岡市中央区天神3-6-5 スパシオビル1F
電話:092-732-4545
定休日:日・祝日
営業時間:18:00〜1:00(24:00オーダーストップ)
カード利用:不可
駐車場:なし
アクセス:地下鉄空港線天神駅、西鉄天神駅から徒歩約5分

投稿者 さがファン : 2006年07月31日 12:04

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