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九州郷土料理 蕨(わらび)・(福岡市・博多)
2005年10月28日
全国食べ歩きの頂点が“九州郷土料理”
スゴい居酒屋です、ここは。
先に書いておきますが、このお店のメニューはすべてが、九州各地の食材を活かした、昔から伝わる郷土料理だけ、その数70種類。
再び先に書いておきましょう。このお店の店主の平野康弘さんは、埼玉出身で3年前までIT関係の仕事をされていたという方です。
それが、なぜ「九州郷土料理」…!?
子どものころから食べることが大好きだった平野さん。学生になると、北海道から沖縄まで、食べ歩きの趣味が板についたそう。9年前に会社の転勤で九州へ。そこで、休みはとにかく食べ歩き、九州の地で出会う、珍しい料理に魅せられたといいます。
「特別、料理の勉強をしたわけではないんですよ。口で覚えたというか。とにかく美味しいものは美味しい。それが、昔は家庭料理として当たり前だった“郷土料理”だったんですね。今はなくなりつつある、その食文化を残したい…それでお店を始めたんです」。レストランなどのプロデュースを行う、フードコーディネーターの資格もお持ちの平野さん。店の立地条件や、素材の仕入れルートなど、経営分野にも長けていて、何とも頼もしい!
福岡、佐賀、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島…出張でやってきたサラリーマンや、観光客で日々、店内は満員。故郷の味を懐かしがるお客様のリクエストに応え、メニューにない料理を作ることもあるとか。
佐賀について聞きました。
「佐賀って何でもありますよね。素晴らしい県ですよ。逆に、福岡に何があるの?って聞かれても答えに窮する(笑)。ここでは有明もんを良く置いていますが、変わった食材を調理するのが面白いんですね。いかに美味しくするか」。そういえば、玄海系の海幸があまりメニューにないですね?「玄海ものは鮮度が一番だから、手を加える必要がないんです。だから食文化というものはあまり発達していない。だから佐賀でも内陸部の素材を使って、調理することに楽しさや喜びを感じますね」。
もちろん、佐賀についてもこの語り。あとの6県も同様です。博多にこんなスゴい居酒屋があったのか!う~ん、書き足りない…。続きの魅力はお店で、ぜひどうぞ。

ほど祇園に近い、博多駅の裏通りにひっそりたたずむ、隠れ家風のお店。行く時には電話で道を聞いた方がいいですよ

1階はカウンター席にテーブル。2階はお座敷とテーブルソファー席。総席数48席、パーティなどの収容可能人数は30人まで

どっさり盛られた有明料理を福岡でお目にかかるとは!ムツゴロウもワラスボも、タイラギも、こはだのポンポン焼きも…!!単品でも頼めます。真ん中はなんといそぎんちゃく

大皿郷土料理はその日ある素材によりけりですが、リクエストにも応えてくれます。これは「佐賀県のお皿」。松浦漬(クジラの軟骨の漬物)、にひしのみ、つくりじゃー(大根の漬物にみかんの皮をあえたもの)、呉豆腐、のっぺ汁(季節や日によりメニューが異なるので事前に確認を)

秋から冬にかけての定番有明料理「くつぞこの煮付け」(800円)。春先からはムツゴロウの蒲焼も登場します

佐賀・嬉野温泉の名物料理。冬にぴったりのホカホカ「嬉野湯豆腐」(630円)

九州の焼酎も随時60種類あるとか。お酒好きにもたまりませ~ん

平野さんと奥さん。夫婦二人三脚でこれからも、美味しい郷土料理で癒してください!
<DATA>
九州郷土料理 蕨(わらび)
住所:福岡市博多区博多駅前2-7-3
電話:092-481-1265(予約がベター)
定休日:日・祝日
営業時間:11:30~14:00(予約のみ)、17:00~24:00(土曜日は~22:00)
平均予算:3,500円(飲み放題コースもあり))
カード利用:VISA、MASTER AmericanExpress、 JCB
アクセス:JR博多駅から徒歩5分
投稿者 さがファン : 2005年10月28日 20:20
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