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焼肉・冷麺 大東園(福岡市)
2005年09月01日
究極の肉を探し求めて―
佐賀牛&韓国、魅惑のコラボレーション
まだまだ残暑厳しい9月。焼肉を食べてスタミナ回復!! 福岡は他と比べても焼肉屋さんがとっても多いエリア。その中で圧倒的な存在感を放っている焼肉専門店があります。西日本最大の歓楽街・中州。国体道路沿いにひと際きらびやかにそびえるビル、そこが「大東園」。ここの人気は何といっても、当たり前のようですが“肉が美味しいこと”。
店に入ると、あの金メダリストの、有名野球選手の、映画俳優の…サインがズラーッ。絶対お金貯めて来るぞ~と息込んでいたら…えっ!?ランチが990円?しかも国産和牛A5ランクの肉をランチにも使用!の文字が…。
「実は、リーズナブルなんですよ。うちは儲けを度外視してますから。商売下手なんです」と笑うのは専務取締役の徐(そう)道源さん。昭和45年(1970年)、博多・祇園町の一角に創業者・森山富也さんが夫婦で始めたお店。当時からのこだわりはただ一つ。“美味しいものしか出さない”。
国産ブランド和牛が世に出始めたのは昭和50年代以降。福岡という土地柄、魚には満足していた森山さんが、どうしても納得がいかなかったのが肉。当時は肉を直火で焼くという、焼肉文化が根付いておらず、一般的には「ホルモン屋」として知られていました。
焼肉の料理法を日本に定着させたのは、在日の韓国人たちです。全国の美味しい肉を探して歩き回り、始めた韓国焼肉専門店は味にうるさい博多っ子の舌を満足させました。
「当時から使っている牛肉はA5ランクのもの。毎日仕入れますが、必ず試食をして美味しくないと思ったものは絶対に出さないんですよ」。その徹底した熱い思いに賛同して集まってきたのが今の大東園のスタッフたち。「だから“美味しい肉がすべて”。ブランドには一切こだわっていないんです」と徐さん。
え…佐賀牛は…?「それがですね、うちでは佐賀牛が一番仕入れが多い。つまり、結果的に佐賀牛が一番美味しいということですよね」。肉を焼く。それだけ。焼肉は素朴な料理法であるため、素材にごまかしが効かない。「こちらでは、韓国のお客様も多いので、韓国料理は、韓国の方向けと日本人向けのメニューを出していますが。間違って日本人向けメニューを食べたお客様が、“まずすぎる!!”と怒ってきまして、その後、佐賀牛の焼肉を食べていただいたら、人が変わったように二コニコして握手を求めてきたんです(笑)」。
韓国の焼肉と、日本の焼肉はまったく違うもの、と徐さん。東京をはじめ、韓国や各外国からのリピーターも多いそう。国産和牛は現在は輸出禁止ですが、素材としては世界のトップランクに入るという素晴らしさ。「創業者の森山はまずいものを食べると怒るんです。
韓国の方に似ているところもありますね」。
佐賀牛は佐賀県北西部の松浦半島に位置する平坦、山ろく、山間と変化に富んだ台地で肥育されたもの。特定の肥育農家が愛情を込めて育てた牛を仕入れています。
メニュー表を見ると、上カルビが2人前1800円、焼肉盛合わせが3名4800円など。本当にリーズナブル。しかも「元々、並の肉を使っていないから、うちでいう並ロースは別の店では上ロースなみなんですよ」。
ランクを決して落とさない。美味しいものだけを提供する。「ね、商売下手でしょ!?」と徐さん。もったいない~!でもうれしいかも…その志と味に完璧ノックアウトでした。

毎日仕入れる肉は、国産和牛の最高肉質ランクA5。門外不出の秘伝のタレ、味噌ベースの「濃いダレ」としょうゆベースの「あっさりダレ」の2種類で味わいます


厨房、店内の気さくなスタッフのみなさん。後列左がインタビューに答えてくださった徐道源専務取締役

100種類もあるメニューの中で人気は、焼肉のほかにやはり冷麺!麺が一人前の注文からそな粉を取り出し、手で練るというこだわり

佐賀牛をはじめ、宮崎牛、鹿児島牛…美味しいと聞けば東北まで仕入れに行くという素材。
必ず試食してから仕入れる徹底ぶりです


牛刺しなどアラカルトメニューも好評。中でもキムチは本場さながらの味。韓国唐辛子とにんにくの仕入れもかなりのこだわりよう

博多区・中州にドーンとそびえる4階立ての大東園ビル。ランチ時から夜中過ぎまでさまざまな人々でにぎわっています

吹き抜けの開放感が心地いい1F

中2階はうって変わって、しっとりとこぢんまりとした大人の雰囲気

個室から大勢まで対応できる2Fのお座敷。パーティーにも接待にもピッタリです

最上階の4階はなんと、日本庭園が!大切な人とゆったり過ごしたいスペース
<DATA>
焼肉・冷麺 大東園(本店)
住所:福岡市博多区上川端町1-1-1
電話:0120-829-155(携帯不可)、092-282-0055(携帯可)
定休日:なし
営業時間:11:30~翌3:00
アクセスマップ
焼肉・冷麺 大東園 祇園亭
住所:福岡市博多区祇園町4-68
電話:092-712-3098
定休日:なし
営業時間:17:00~翌1:00
投稿者 さがファン : 12:06 | コメント (0) | トラックバック
えびす三郎 (東京都文京区)
佐賀産の米に熱い視線!米にもいろいろありまして
日本の米の個性が、外食産業の中で見直されてきています。東京や池袋などの駅構内には、米の銘柄にこだわった「おにぎり屋」が登場し、メニューも「おかかおにぎり」から「天むす」まで様々。その手軽さと手頃さで購買意欲を湧かせているようです。居酒屋においてもその傾向はあり、釜で炊く「銀しゃり」ごはんを売りにする店を目にするようになりました。
東京・護国寺にある「えびす三郎」も、ご飯が美味しい居酒屋。3年ほど前のオープン当初から、佐賀産「ひのひかり」の炊きたてご飯をメインメニューとしています。その理由は、「お米博士」「お米のソムリエ」として知られる米屋「スズノブ」・西島豊造氏からの推薦の言葉でした。
「開店するにあたり、スズノブさんを訪問しご指導を仰ぎました。そうしたところ、『東日本では<こしひかり>が知られるところだが、西日本には非常にポピュラーな<ひのひかり>という良い米がある』というお話をいただいたんです」(有限会社酒菜家・浅倉隆氏)
歯ごたえが絶妙で甘みが強く、しかも、どんな料理にも相性がよくて扱いやすい米。同店の印象はこんなところでした。他のグループ店では、神楽坂にある「てしごとや霽月」「てしごとや蛍の火」両店でも、釜で炊いた<ひのひかり>が味わえます。ここ「えびす三郎」では現在、月替わりで全国各地の米を堪能することができ、巷で“幻の米”と称される、あの佐賀産<七夕こしひかり>がお目見えしていました。これは旧暦の七夕に収穫される、究極の早場米。人気が殺到してしまうので、なかなか手に入らないそうです。これからの時期、秋刀魚の炉辺焼きなどをおかずに、ふっくらツヤツヤのご飯が楽しめます。

基本的に3銘柄の米が月替わりで楽しめます。こだわり特選米400円他2メニュー

8月から新米を食べられるとあって、縁起のよい米だとも言われています

男性スタッフが気持ちよく接客してくれるオープンキッチンの居酒屋。お米の美味しさを伝えたい、とのこと

中2階の座敷。落ち着いた和の雰囲気で、この他にカウンター席、ソファ席、個室があります

店頭には、鉄製の大釜がどんと設置されている。この釜から1時間ごとに、ふっくらなご飯が炊き上がります

月ごとに、全国各地の話題の米を炊きたてご飯で楽しませてくれます
えびす三郎
住所:東京都文京区音羽2-11-14第2サカエビル1F
電話:03-3945-2684
定休日:なし
営業時間:18:00~翌2:00(平日)、17:00~23:00(土・日・祝)
メニュー:旬の刺身700円~、この他、旬の魚の炉辺焼きなど
さがファン 関連商品
佐賀県産 ひのひかり ¥2,135 (税込) (取扱ショップ名: さが風土館 季楽)
石動米(いしなりまい) ¥5,000 (税込)(取扱ショップ名: 肉の味好)
