ビストロ ボワドブルー (東京都目黒区)
2005年06月01日
あの有名シェフの、佐賀の美味を味わえる野菜たっぷりフレンチ
今回ご紹介する「ビストロ ボワドブルー」は、野菜たっぷりの南仏料理が堪能できる店です。
“田園風景”に代表される南フランス。
農業がさかんな地方で、ハーブやトマト、ニンニクなどの野菜の旨みを存分に活かしたスープやソースで、肉や魚の美味しさを引き出しているのが料理の特徴。
「骨の髄まで、野菜の根っこまでを使い切ってしまう」というから、食物を大切に思う文化が息づいていることをうかがわせます。
ここの南仏料理で使っている食材がなんと佐賀県のものなのです!
国内有数の農業県・佐賀で育まれた食材にも、何か南仏に通じる大地の力強さを感じさせられます。
そもそもオーナーの吉野好宏さんは、佐賀出身。美しい天山に抱かれた厳木町(現在は唐津市厳木町)で農業を営む家に生まれ育ち、自然の実りが身近に満ちていたそう。幼い頃に手作りしたクレープを、「おいしい」と人に喜ばれた時の感動が、吉野さんが料理の世界に入った原点でした。
1970年にフランスへ渡り、パリの「ヒルトン」などで有名ホテルで修行、7年後に帰国した吉野さんは、渋谷・道玄坂にかの有名店をオープン。そのお店こそが、約10年ほど前に、人気を博したテレビドラマ「王様のレストラン」の舞台となったフランス料理店「シャンドマルス」です。
ドラマに出てくる料理を担当し、全国に店の名が轟きました。
2軒目の店「ボワドブルー」を開店させたのは、今から4年前。佐賀産の米や野菜をはじめとした、食材そのものの食感や味覚を活かした南仏料理は、コースをペロリと平らげてしまえるおいしさ。
例えばメイン料理について感想を述べれば、何種類もの小さく刻まれた野菜がソースの味覚に彩りを添え、丁寧に下ごしらえされた肉や魚を絶妙に盛り立てます。素材の相性選びとバランスがよいので、濃い目の味付けでなくとも十分に満足のいく味わいがあるのです。
食べ終えてもまだもうちょっと食べたい!…そんな満腹感のフレンチ。
これは和食にも通じる感性でした。
さらに吉野さんは、今年一大決心をしています。27年間営業していた「シャンドマルス」をクローズ、今夏、東京・銀座に佐賀の食材のみを用いたレストランを立ち上げるのです!
現在、開店準備のため毎月帰郷している吉野さん。「明治時代、パリ万国博覧会で有田焼が金賞を受賞した歴史をみても、これまで異文化の融合は、後世まで残る本物を生み出してきました。私は料理において、そんな感動を体感できたら最高だと思っています」と新たな挑戦への意欲を語ってくれました。
佐賀の大地に育ち、世界一グルメだと呼ばれるフレンチの本場で修業、そして浮き沈みの激しい東京の飲食界で27年もの間、店の看板を守り続けたシェフだからこそ表現できる料理。それは、肩ひじ張らずごく自然に、心身からおいしいと感じることのできる料理でした。“おいしい”瞬間のあの喜びは、東西南北、いつの時も変らぬ感動ですよね。
オーナー・吉野好宏さん
ふるさと佐賀は土壌が豊か。穀物、野菜、肉、魚といった山海の幸にあふれ、健康的なおいしさを実感できます。素材の旨みや食感、美しさを五感で楽しむのがフレンチ。
8月の銀座の店オープンもぜひ、ご期待ください!


佐賀牛など佐賀の恵みをふんだんに使った「佐賀ふるさと料理」(要予約)も味わえます。
前菜はアラカルトのほか、「玄海産鮮魚のカルパッチョ」(時価)もおすすめ(写真右)

玄界灘の幸を堪能できるメインの魚料理ほか、春限定「佐賀厳木産春菊のパスタ」(1050円)や冬限定の「佐賀産玉葱を使ったオニオングラタンスープ」(735円)など旬の味覚を味わえます
肉料理は「佐賀牛すね肉の煮込み温野菜添え」(1890円)や「佐賀牛と佐賀産野菜盛りだくさんのグリル」(時価)など、佐賀牛の美味しさを本場南仏料理でぐっと引き立てます


料理の後はボワドブルー特製デザートで。四季折々の季節感とともに楽しめます(写真左)
店内はこぢんまりとした広さで、まるで知人宅に遊びに来たようなアットホームな雰囲気(写真右)
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ビストロ ボワドブルー
住所:東京都目黒区鷹番3-6-16
電話:03-5721-6659
定休日:月曜日(祭日の場合翌火曜日)
ランチ:11:30~14:00(ラストオーダー)、土日のみ~14:30まで
※予算¥1050~ディナー:17:30~22:00(ラストオーダー)、土日のみ~21:30まで
※予算¥4200~
投稿者 さがファン : 2005年06月01日 11:14
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コメント
「シャンドマルス」が閉店してしまい淋しいですが、上京の際には、是非立寄りたいです。楽しみです。
投稿者 井原 憲吾 : 2005年06月15日 12:55
シャンドマルスでは、3月生れの家族が多い当家で、10人ほどで誕生祝をさせてもらったことがあります。また、早稲田大学の教授や都内大学の講師の先生などとも数度伺ったことがあります。常に、満席で、一度は、吉野さんから、急き立てられてしまったこともありましたが、早稲田の先生はその後も教え子と何回か足を運ばれ、親戚の文化女子大の教授も何回か伺っていました。残念でしたが発展的な移転と理解させていただいています。ポアドブルーさんにも伺いたいウと思いますが、銀座のお店の名前、電話など教えていただけないでしょうかね。よろしくお願いします。 友田謙一
投稿者 友田謙一 : 2005年11月07日 19:08


