« いちげん@佐賀郡川副町 | メイン | ダービーが近づいてきた・・・ »
2007年04月22日
風物語(舞踊家の福岡加奈子さん死去)
上の娘がバレエを習っている。通っているバレエスクールは、福岡加奈子バレエ研究所である。その福岡加奈子さんが4月18日に亡くなった。以下は佐賀新聞のサイトからの引用である。
舞踊家の福岡加奈子さん死去福岡加奈子さん(ふくおか・かなこ=福岡加奈子バレエ研究所代表、現代舞踊協会会員、本名岩村節子=いわむら・せつこ)。18日午前5時10分、悪性繊維性組織球腫のため、佐賀市内の病院で死去、52歳。自宅は佐賀市。葬儀は20日午後1時から佐賀市鍋島町八戸3064の1、村岡マインドホールで。喪主は夫の岩村雅之(いわむら・まさゆき)さん。
5歳からバレエを始め1984年から創作バレエを発表。85年にバレエ研究所開設。2005年度県芸術文化賞を受賞。
(04月18日更新)
悪性繊維性組織球腫という病気のために左腕を切断した後も精力的に活動を続け、その生き様はテレビでも紹介された。
私が初めてバレエのステージを見たのは2003年の4月26日であった。
「風物語」という作品に心を奪われた。自分の娘の姿を追うのも忘れ、その舞台に視線が釘付けとなった。
振り付けはもちろんのこと、舞台装置・照明・音楽が見事に調和し、風が表現されていた。

2003.04.26 公演直前のリハーサル風景
完全なるそのエンターテーメントは、私が小さい時に見たバレエもののマンガやドラマとは別世界であった。
彼女の壮絶な闘病の記録の一部が、「丹波『山猿塾』だより」というサイトで紹介されています。
彼女と同病のルポライターの青木慧さんが書かれているものです。
彼女は「私のこともぜひ書いてください」といいました。
その言葉に答え、痛々しい左足への転移の模様を伝える写真もあります。
自分をさらけ出してでも、同病に苦しむ方々、難病に苦しむ方々へのエールとしたかったのでしょう。
図らずも追悼公演となってしまった「第10回 福岡加奈子バレエ研究所 発表会」が、4月30日に佐賀市文化会館で行われます。中ホールでの公演で、全席自由・ 昼の部・13:30~16:30、夜の部・18:30~20:30という内容です。

佐賀の地で華やかな芸術を見せてくれた福岡加奈子さんを追悼しつつ、その芸術が爽やかに風に揺れる姿をいつまでも見続けられることを祈らずにはいられません。
投稿者 imagine : 2007年04月22日 23:27
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.sagafan.com/mt-tb.cgi/1901
このリストは、次のエントリーを参照しています: 風物語(舞踊家の福岡加奈子さん死去):
» 横山ノック氏が死去 from 韓国一直線
横山ノックさんが死んでしまいました。。 [続きを読む]
トラックバック時刻: 2007年05月03日 19:40
コメント
こんにちは、私の息子も加奈子先生のスタジオで習っています。スタジオでお会いしたことがあると思いますが、お顔が解りません・・・。ごめんなさい。実は、加奈子先生の事ず~っと考えていたら、父兄さんから加奈子先生の事が、パソコンを開くと載ってるよ!って聞いて早速開いてみました。先生の闘病のことが、こうゆうふうにして、記載されていたことに驚きました。今更ながら加奈子先生の闘病生活の大変さを知らされた思いで、胸が詰まりました。「私のこともぜひ書いてください!」この言葉が、私の頭の中でぐるぐる回っています。お通夜の時ご主人様の挨拶の最後に~千の風になって~の曲が流されました。その時参列者の一人一人の心の中で確かに加奈子先生は、踊られました。私の後ろの男性の方は、涙を押し殺し浪々と歌っておられました。私も一緒に歌いました。歌っているうちに先生は、死んでなんかいない本当にそう思えました。先生は、まだ舞台を作りたかったと思います。先生のその思いを残された私たちがこれから如何受け止めるか真剣に考えています。フジテレビの千の風になっての体験談募集があっていたので加奈子先生の崇高な志を書いて応募したいと思ったのですが、ペンを取ると、私は、先生の何に魅力を感じたんだろう?どんな事にすごい!と思ったんだろう?先生とどんな交流があったんだろう?????何にも書けないんです。だけど・・・このまま加奈子先生の存在を風化させたくない!ただそれだけを思っています。ごめんなさいね!取り止めもないことを書いてしまって。では、また。
投稿者 宮原 直子 : 2007年05月28日 13:35
宮原様、はじめまして、今晩は。
熱い書き込みありがとうございます。
うーん、ほんとにショックな出来事でした・・・。
しかし、福岡加奈子さんの望みは、いつまでも悲しみに暮れていないで、歩き出せということなのかもしれませんね。
「公演のフィナーレ」では、中年オヤジの私も号泣してしまいました。
関連エントリーをコチラ↓にアップしております。
http://imagine.sagafan.jp/e74.html
今後もよろしくお願いします。
投稿者 imagine : 2007年05月28日 21:28