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2006年04月09日

さくら、滅びの美学

この間食べたラーメンは、どうにも頭をかしげるシナモノであった。なんか複雑な味わいがあるんだけど、目指すベクトルが違うような・・・。

侘び・寂び・幽玄に代表される日本の古来の美意識とは相反する、コテコテした味なんですよね(まっ、究極のコテコテ、「バサラカ」というアソビも日本の伝統には存在するんですけどね)。デフォルメして言えば、重要なエッセンスのみに特化した「マイナスの美学」を感じさせるラーメンを食いたいんだよね。


てなわけで、日本の美意識の象徴というべき「さくら」を昨日の土曜日に見に行ってきました。

「花見」でなくてただ単に見に行ったのですよ、ノンアルコール・・・。


多布施川のさくら

多布施川のさくら


さくら接写

さくら接写


行ったのは、佐賀市の多布施川。工業高校の南あたりから堤防道路を北上。既に散り始めたさくらの花びらが、開け放しの車の窓から入ってきます。先週の週末より、今日が「花見」のベスト日だったのでしょう。「滅びの美学」を感じさせる「さくら」の花の散りゆく様は、日本人の感性に「ビクンっっ」と響いてくるんだよね。


流されて

流されて


水ゆるむ

水ゆるむ

で、多布施川の「蛍橋」あたりまで北上してみると、多くのグループが「花見」の真っ只中。うー、激しく参加したいぞ・・・。つーか、バーベキューの香ばしいにほいがタマラン。

うっん??バーベキュー??この辺の堤防沿いの遊歩道周辺は「火気厳禁」なはずですが、ほとんどのグループが、「火器」使用中ですわ。うーん、「日本の美意識」も「滅びの美学」も微塵も感じさせない、「イケイケどんどん」な「傍若無人」ぶりが炸裂しています。素面だと、なんか強烈に感じます、日本人の厚顔無恥さ。

てな、カンジで違和感を覚えつつ、春の陽射しの中を桜吹雪を浴びながら歩いていると、ぶっ飛びモノを発見。とあるグループが花見の場所取りをしているんだけど、その手法がエゲツナイ。一番と思えるビューポイントを、20メートル四方にわたって占拠しています。ビニールシートなどのブツで直接的に場所を占有しているなら納得がいくけど、ビニール紐をさくらの木に張り巡らすという強引さ・・・。



超強引な場所取り

超強引な場所取り

で、ここまでなら、なんとかご愛嬌のラインなんだろうけど、わざわざビニール紐に貼られた紙の文字に、あまりの節操のなさに唖然とさせられました。その文字は「岩坂村役場」。多分、こんな村がほんとに存在し、場所取りしているわけはないだろう。うーん、なんなんだろう。

「役場」という文字に、権威を感じさせたいなら時代錯誤。単なるシャレのノリなら、極悪センス。



岩坂村役場??

岩坂村役場??


あー、あれもこれもと欲張らない侘び・寂びの効いた、シンプルラーメンを食べたいな。

投稿者 imagine : 2006年04月09日 10:44

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