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2月6日は「海苔の日」!新ノリもそろそろ登場!!
たかが、されど のり。
2010年01月25日
1月は行く、2月は逃げる、3月は去る―といいますが、あっという間にもう2月!今回は収穫間近の「海苔」にスポット。佐賀・有明海は言わずとしれた全国最大の海苔産地です。食べ慣れた方もそうでない方も、今一度、海苔の素晴らしさを知ってください!
冬の風物詩@佐賀、といえば遠浅の有明海にズラ~ッと並ぶノリヒビ。『さがファン』でも何度か紹介してきました。
※「百聞は一食にしかず。佐賀海苔は全国No.1! のりを知り、のりを味わう」
http://blog.sagafan.com/feature/archives/2009/05/no.html
…海苔ってこうやってできるんですね~。
"やわらかい海苔=有明海の特長=病気になりやすい=手間ひまかけてる=美味しい=高品質"の図式がわかります。
海苔は3月から収穫が始まるので、新ノリにありつけるのももうすぐ。毎月、取材をしていて思いますが、佐賀は肌で四季を感じられる土地。その四季の美しさがありありと見えるのが実は、寒い時期なのでは?と最近感じます。秋になると広大な佐賀平野に黄金の稲穂が実り、初冬になると有明海にノリヒビが一斉に立ち始め、冬になるとカキ小屋の看板が…そうこうしてるうちに春、と。都会に埋もれていたらなかなか感じられないものですよね。やっぱり、いいです!農業国・佐賀。
「グルメ=健康」の図式は可能!?『海苔麺』
今月の『店主訪問記』では大和町に事務所がある『佐嘉の絲』さんにおジャマしてきました。こちらの社長・吉本さんは前回1年強前にインタビューした時と変わらず、カリスマ的!若手が佐賀を盛り上げていくのはもちろんですが、吉本さんのように酸いも甘いも知り尽くした重鎮組が新しい佐賀PRをされてゆく姿はなんとも頼もしいものがありました。今後に乞う、ご期待です!
さて新しい海苔麺ができていましたよ~その名も…今考案中らしいですが、揚げたパリパリ麺。こちらは長崎の皿うどんのように、あんかけでいただく方向で商品化をお考え中らしいです。麺に海苔がギュ―ッツと刷り込まれているので、そのままで食べても美味しい!粗塩をちょいっとかければ、ビールのつまみにもピッタリでした。最初は業務用とのことで、佐賀市内の小・中学校の給食や各施設に登場するそうです。海苔麺が給食に出ている学校に通っているお子さんがいたら、感想を聞いてみてはいかがでしょう?
麺モノに海苔を入れたり、まぶしたり、ということは当たり前なのですが、前回の取材の際にいただいた『海苔パスタ』『海苔そうめん』『海苔うどん』には調理にちょっと四苦八苦してしまいました。
ゆでるだけなのに、四苦八苦ありか?と言われそうですが、同スタッフに聞いたところ同じ答え…。そうなんです、麺に刷り込んだ海苔からだしが結構出るんですよ。そしてモチモチ感があるため、ゆですぎるとべっちゃりしてしまう…。煮込み…不向き。いつもの麺ごとし、鍋の〆になんか入れたら、風味台無しです!
単なる風味出し、ではなく、海苔麺はそれ自体に味がついているのでシンプルもしくあは入念なレシピ作成が必要。普通の麺と思って調理すると、味が全然違う!ということもさも、ありなんです。詳しくは、簡単レシピをどうぞ。
※『佐嘉の絲』海苔麺レシピ
http://www.saganoito.co.jp/recipe.html
こちら、上海やシンガポールではグルメ食材として売っているそうですから納得です。海苔の栄養価の高さは以前も書きましたが、ヘルシーフードでもあり、グルメにもウケる『海苔麺』。ぜひ、レストランとかでも活躍してほしいものです。
海苔がチョコなみに注目される2月
海苔、海苔と言っていますが、海苔を食べる食文化は世界でも日本、韓国、中国ぐらい。欧米では黒い食べ物は好まれないという理由もありますが、そのヘルシーさから世界各国で活躍しています。一番ポピュラーなのが「のり巻き」。
黒いのがそんなに嫌なのか…海苔をごはんの内側に折り込んで巻いた、アメリカ産「カリフォルニアロール」もメニューとしてすっかり定着しましたね~。外国でSUSHIといっても、日本の寿司とはまったく違うものです。初めて食べた時にはビックリしましたが、それはそれ、と思えば美味しいもので。また100円均一の回転寿司とも違いますしね。生の魚貝を抵抗なく食べられるように工夫したという理由もわかります。
最近、日本でも流行ってきているのが韓国の巻き寿司「キンパッ」。ゴツゴツとした粗い目の海苔はお酒のおつまみとして人気ですが、こちらは酢飯ではなく、塩とゴマ油をお米にまぜてのり巻きにしています。主食にも間食にもなり、ハンバーガーやピザよりヘルシーということで、チェーン店がどんどんできるなど、韓国で大人気のファストフード。具はなんでもアリ。韓国だから、やっぱり辛系が多いようですね。キムチ、入ってます!
※韓国のキンパッ(海苔巻き)あれこれ
http://www.seoulnavi.com/special/5000483
2月3日といえば節分ですが、最近一般家庭でも定着してきた行事が「恵方巻き」。恵方(吉方位)を向いて太巻きを丸かぶりするという関西発祥の行事ですが、1987年(昭和62年)、全国海苔貝類漁業組合連合会がこの2月3日を「のり巻きの日」と制定しました。恵方巻きを食べる風習は江戸後期に生まれたといわれていますが、全国的に広まったのは1977年(昭和52年)、大阪海苔問屋協同組合が道頓堀で実施したイベント「巻き寿司の早食い競争」がきっかけだそう。
2010年の恵方は西南西!目をつぶって願い事を思い浮かべながら、無言で丸かじりするといいのだとか?コンビニで予約販売をやっていますが、自分で作っちゃうほうが楽しいかもですよ。要は太巻きならなんでも良いようで…。
※恵方巻き簡単レシピ2010年版
http://matsuri.enjoytokyo.jp/setsubun/recipe/2010/
ここでちょっとマメチシキ。なぜ、いつも「○○の日」があるのか?ちなみに同じ2月6日には「フロの日」というのもあります。出てきました、「ふぐの日」「ふとんの日」「ニットの日」「ふきのとうの日」…これら全部2月の第一週に大集合。「ふ」と「ニ」があるところが語呂合わせですね。節分などの歳時ではなく、各企業や組合など団体がPRのために制定する記念日がこれら。こちらをもとにデパートやスーパーではイベントを開催して、需要拡大、消費を促したりしているんです。そして、私たち編集スタッフは記事のネタモトにしてるわけですね。これ、もちろんネタ帳を私たちは持っているのですがなんと365日、休むことなくいろんな記念日があります。2月といえばバレンタインデーですが、こちらはヨーロッパの伝統行事を日本のお菓子業界がお見事にアレンジして変化、そして定着。ホワイトデーは、福岡のお菓子会社が作ったものなのはもうご存知でしょう?
日本人の縁起もの好き、イベント好き、それに対する柔軟性はやっぱりスゴいですね~。最近では、「ネコの日」(2月22日)あたりで全国的にねこイベントが開催されるようになりました。こじつけパワー、おそるべし。しかしインパクトのある記念日にほだされて、暦にある歳時を忘れないようにしたいものです!
朝カレーじゃなく、習慣にしたい「アサノリ」
海苔って、普段は意識しないもの。でも旅行に行ったら朝ご飯で必ず出てくる味海苔…。給食でも出ていましたね。子どものころは味海苔こそが海苔、と思っていたものです。しかし、本場・佐賀のスタッフや知人に聞くと…有明産の高級海苔は必ず自宅にあったとのこと。そして、味海苔なんか味が濃すぎて食べられない!とのこと…。
なんとぜいたくな。そう、海苔は高級品。ひと昔前まで美しい缶に入れられた海苔の姿をお歳暮などでよく拝見しておりました。本当の海苔を買ったら大変高いのです…。たしかに、なぜ刺身醤油が九州の一般家庭にあるのかこれも最近まで疑問でしたが、青魚文化だからねえ、という知人の一言に納得。では、高級海苔文化が根付いているのが佐賀なんですね。もちろん、お米も美味しい。そこで、思い出しました。こちらの過去記事。
※「生産高、品質ともに日本一! 有明海は海苔のゆりかご」
http://blog.sagafan.com/feature/archives/2008/12/post_28.html
…海苔ランク評価!ありました!!もう一回、意識し直して、美味しい海苔を選んで食べなくては…。
こちらの過去記事にあるように、海苔の栄養価にもあらためて驚きます。そういえば、先日福岡市内のコンビニで「アサノリ」として海苔を売っている光景を見かけました。さっそく、ネット検索してみたのですが、流行している気配はなし…。「朝カレー」が流行るぐらいなのだから、「アサノリ」流行らせてもいいのでは!?あまりにも身近すぎますか…。
以前、『有明の風』さんに『店主訪問記』でインタビューに伺ったところ、「海苔はおにぎりの包装紙じゃない!」とおっしゃっていたのが、大変印象的でした。またコンビニでもいろんな海苔の巻き方のおにぎりが増えてきましたね。それだけ需要と好みがあることなんでしょう。『有明の風』さんでは今年、幻の海苔といわれる『アサクサノリ』の収穫にチャレンジするということですが、はたして『さがファン』で手に入れられることができるのか…?楽しみです。
たかが、されど海苔。海苔ひとつでここまで書けるとは…いえいえ、最後にはコチラ。
※海苔ジャーナルエクスプレス
http://www.j-nori.com/
ダメ押しです!海苔の深い世界へようこそ。いやあ、食べ物と文化の話は尽きることがないですね。2月の佐賀といえば、22日(土)から3月31日(水)まで「佐賀城下ひなまつり」が行われますよ。次回はそのへんもからめて。そいぎ~^^!
※佐賀城下ひなまつり公式ホームページ
http://hina.sagabai.com/index.html
