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甘い幸せ、スウィーツな秋。
伝統と歴史がいろどる、お菓子の魅力

 2005年09月01日

 食欲の秋といえば、スウィ―ツの秋!9月15日は「お菓子の日」でもあり、中秋の名月・十五夜にはお月見を楽しみながら、おだんごをいただいて…昔からお菓子はさまざまな行事やシーンに欠かせないものでした。佐賀は“お菓子の王国”としても全国的に有名なのはご存知ですか?今月は、歴史と伝統が育んだ佐賀銘菓の魅力を、しっとりとお茶とともに楽しんでください。

お土産にも喜ばれる、美味しい逸品ぞろい

 九州一のお菓子消費量を誇る佐賀県。和菓子を中心とした銘菓の数々は、歴史が生み、伝統の製法が丁寧にはぐくんだ、品質の高いものばかり。お土産にも喜ばれる逸品ぞろいです。なぜ、佐賀がお菓子の王国となったのか…それは江戸時代、唯一開国していた長崎から、さまざまな物資が長崎街道を通って、終点の小倉まで運ばれたからです。佐賀城下町を横断する長崎街道―それは別名“シュガーロード”と呼ばれていました。

<佐賀の代表的な銘菓>
丸芳露(丸ぼうろ)
● 丸芳露(まるぼうろ)佐賀市
約450年以上前に、ポルトガルから長崎を経て佐賀に伝来した焼菓子。ふんわりとした食感、甘い香りが優しいお土産に人気のお菓子。

小城羊羹
● 小城羊羹(おぎようかん)小城町
九州の小京都と呼ばれる小城の銘菓。良質の小豆と伝統の製法で作られて、上品な甘さと舌触りが魅力です。

● 逸口香(いっこっこう)塩田町
中国伝来のお菓子で、こげめのついた皮をサックリ割ると中は空洞で、黒砂糖のほのかな香りが漂います。

s松露饅頭
● 松露饅頭(しょうろまんじゅう)唐津市
丹念に練ったこしあんを、カステラ生地でくるんだ小さなかわいらしいお饅頭。一つひとつが手作り。

けいらん
● けいらん 浜玉町
上品なこしあんを浜玉米でできた皮で巻いた生菓子。もちもちとした食感が特徴で、太閤秀吉にも献上された銘菓です。

綾部のぼたもち
●綾部のぼたもち(あやべのぼたもち)中原町
もち米を柔らかくつき、煮込んだこしあんをたっぷりつけたぼた餅。昔、綾部城主が戦勝の祝餅とした縁起のいいお菓子です。

白玉饅頭
● 白玉饅頭(しらたままんじゅう)大和町
もちもちとした皮に甘さ控えめのあんを詰めた、白い上品な生饅頭。食べやすい大きさでお土産に人気です。

甘い幸せを運んだシュガーロード

えびすさん

佐賀は日本一、商売繁盛の神様「えびすさん」の多い町。長崎街道を中心にちょこんと鎮座する、その数はなんと420体。近日、佐賀市中心部の佐嘉神社の境内には、とても大きなえびす像「第一えびす」が建てられ、市内出身である、江崎グリコの創業者・江崎利一さんを祭っています。

 長崎街道は小倉と長崎を結ぶ、約228kmの街道で、江戸時代の鎖国時代、長崎から入った海外の知識や文化は、この長崎街道を通じて全国に広がっていきました。また、大名行列もこちらを通り、シーボルトや吉田松陰などの偉人、幕末維新の志士たちもこの街道を通り、日本の近代化に大きく貢献しました。  さまざまな情報と物資がスペインやポルトガル、中国などの外国から渡り、砂糖や南蛮菓子もたくさん入ってきました。当時佐賀・鍋島藩の大きなお役目は長崎警備にあり、また13の宿場があったため、貴重な砂糖がたっぷりと手に入ったと言われています。そこから数々の銘菓が生まれたのです。  長崎街道は長崎から、大村、嬉野、武雄、佐賀、神埼、原田、飯塚などを経由して小倉に向かいます。福岡県・筑豊地区にある飯塚もお菓子の町として全国的に有名ですが、「ケーキロード」と地元で呼んでいるところもあるそうですよ!?    人々に甘い幸せを与えてくれるお菓子。今年の秋は、お気に入りの銘菓を持って、大切な人に会いにいってはいかがでしょうか?

投稿者 さがファン : 2005年09月01日 14:30

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